稲場愛香Juice=Juice電撃加入決定
こんにちは。あげいも (@ageimo_san) です。
6月13日、これまでソロでの活動を続けていた稲場愛香さんのJuice=Juice加入が発表されました。
現在ソロで活動中の稲場愛香ですが、
夏のハロー!プロジェクト・コンサートより
Juice=Juiceに加入して活動していくことになりました。
現在の北海道での活動も引き続き行って参ります。
お披露目は、
「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2018 SUMMER ~ALL FOR ONE~」
「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2018 SUMMER ~ONE FOR ALL~」
の初日、7月14日(土)オリックス劇場(大阪)からの予定です。
北海道での活動はこれまで通り継続しつつ、Juice=Juiceの一員としての活動を行っていくとのことです。
稲場さんは、2016年8月にカントリー・ガールズを卒業後、休業期間を経て、2017年9月から自身の出身地である札幌を拠点としたアイドル活動を再開していました。
持病のぜんそくの状態を考慮しながら、2018年冬ハロに出演するなど、徐々にその活動範囲を拡げ、今回J=Jに加入する形での本格活動再開となりました。
まずは本格活動の再開、おめでとうございます。本格活動再開は稲場さんの念願だったでしょう。
ハロステ#274 内のインタビューにおいて「北海道でテレビやラジオに出させていただいていた中で、これから先自分はどうなっていくのだろう、何を頑張って行けば良いのだろうかと感じていた」といった主旨のコメントが印象的でした。
ここはオブラートに包んだ言い方をしていましたが、率直に言うと「北海道では私のやりたいことは実現できない」という意味です。
私が札幌在住なので分かりますが、芸能の世界でやっていくのなら道内限定の活動ではどうしても限界があるのは事実で、稲場さんもその事実を肌で感じていたのでしょう。
なぜ復帰先がカントリー・ガールズではないのか
本来ならカントリーに復帰のはずなのになぜJuice=Juiceなのか。
この意見は当然出てくるでしょう。稲場さんは元々カントリー・ガールズのメンバーとしてメジャーデビューした人ですからね。
まぁでも、現実問題としてカントリー復帰はないでしょう。
第一に、稲場さんはカントリー・ガールズを既に卒業しているので今更復帰はできない、という義理を通した点。
まぁ、そんなの気にしなくて良いよと思わないでもないですが、ただ、卒業した人が再び復帰するという前例を作ってしまうと今後の運営に支障をきたしかねないと危惧したのかもしれません。
第二に、現状ではカントリーの活動は数ヶ月に一度行われるライブくらいのもので、去年の活動縮小状態から変わっていない点。
これから本格活動を再開する稲場さんの活動方針とは真逆の現実です。
カントリー復帰の線があるのだとしたら去年9月のソロ活動再開のタイミングしかなかったと思います。
あのタイミングなら他のメンバーの兼任もなく、嗣永さんの代わりに稲場さんが入ってカントリーがそれまで通りの活動を継続できたかもしれません。
また、「事務所はカントリーを潰そうとしている」などいう声も挙がっていますが、これに関しては何とも言えませんね。
もしかしたら、小関さんと山木さんの学業優先に起因してグループ活動継続が難しかったところを、他グループとの兼任案を持ち出すことでグループとしての体裁を何とか保っている可能性もあるでしょう。
基本的にこの事務所は、メンバー本人の意志を尊重して今後の身の振り方を決めていることといい、本当にやる気がないメンバーはクビにしていることといい、マネージメントはしっかりしています。
本当に潰す気だったら、不採算部門としてカントリーをお払い箱に送ることもできたはずですから。
でも、敢えてそうしないということは、カントリーに対して何らかの配慮は施しているのでしょう。
とは言え、カントリーの専オタの方たちの気持ちは私には分かりません。門外漢だと言われればそれまでですから。
仮に私の推し (羽賀さん) が他グループに移籍となったらどうするのか考えてみましたが、恐らく普通に追っかけることになると思います。
ハロプロ外に移籍となったらさすがに困惑しますが。
なぜ復帰先がJuice=Juiceなのか
ハロプロのビジネスモデルはコンサートで収益を上げることです。
飽きにくいファンを相手に、コンサートチケットを無駄なく売って、会場でグッズを買ってもらう。
実に堅実なモデルです。
であるならば、コンサートを魅力あるものに仕上げることに主眼が置かれるはずで、各々のグループコンセプトの違いはあれど、どのグループもステージパフォーマンスに関しては一定水準を満たしていて然るべきです。
なので、メンバーに対する事務所の扱いもアイドルとしてのそれより、アーティストとしてのそれになります。
各々のアーティストとしての意志を尊重しつつ、それを如何にグループコンセプトとして落とし込むか、ここが事務所の腕の見せどころです。
その中で、Juice=Juiceの特徴は、他グループより一線を画す歌唱力にあります。
モーニング娘。の場合はユニゾンでの魅力があり、個の1の力が組み合わさって、1+1が2ではなく、5、6、・・・、10と大きくなっていく印象です。
対して、Juice=Juiceの場合はそもそも個の力が強く、オリジナルの5人は漏れなく歌唱力に長けている。
加えて、去年加入したばかりの段原さんですらハロプロ全体で見ても歌唱力の上位に位置しており、これだけの人数が歌唱力に長けているグループは他にありません。
ですが、歌唱力に長けるグループであるが故に、ダンス面で弱い部分も目立ちがちです。
歌唱力と比べてダンススキルに劣るJ=Jが、ステージパフォーマンスをより魅力あるものにするためにはどうすべきかという視点に立てば、ダンススキルで一線を画す稲場さんの加入は、ある意味必然なのかもしれません。
加えて、歌唱面でも稲場さんのクリアで甘い声はJ=Jにはない要素で、これまたケミストリーを起こしてくれそうです。
もしケミストリーが起きたら、J=Jはもはやハロプロ内で他グループより二段階上のパフォーマンス力を誇るスキル集団になります。
また、あざかわで有名な宮崎さんとの二大巨塔の共演が実現し、キャラ渋滞まで起こるかもしれません。
ということで、私は稲場さんのJ=J加入は楽しみしかありませんね。
今は動揺した気持ちが先行しがちですが、夏のハロコンでのパフォを観たらきっと納得のいくものを魅せてくれるはずです。
P.S. 来月の北研定期公演でも何らかの動きがありそうですね。